このページのコメントは私の勝手なひとりごとです。従って、私が関係
するどの組織、団体、またはグループの正式コメントでもありませんのでご了承ください。






 





8月31日(木)東京は晴れ
朝起きてテレビをつけたらいきなり「ゆうちゃん〜!」の黄色い声。これを聞いて石原裕次郎のことだなんて思ってはいけない。「21世紀のゆうちゃん」とは斎藤佑樹選手のことなのである。まずは「ヤンキースの松井と対面したゆうちゃん」の画像。そして「アメリカで初めてピッチングしたゆうちゃんの勇姿」と続く。それから「野球殿堂博物館を訪れるゆうちゃん」、しまいには「ゆうちゃんの朝食に密着画像!」、そして極めつけは日米親善高校野球の日本チームのニックネームがいつの間にか「ハンカチサムライ」になっているではないか! おいおい、いくらなんでもやりすぎなんじゃないの? 

そして週刊誌を開いたら「亀田家と斎藤家の子育てはここが違った」という記事・・・ あちゃー、そりゃ比較するほうが酷だって。いくらなんでもむちゃくちゃな比較、あまりに無理がありちょっと亀田君に同情したくなるほどだ。

これで次の試合で斎藤君が相手を三振に取ったときに「どんなもんじゃい!」と叫び、亀田君が上品にハンカチで汗を拭いたら面白いんだけどなー。


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8月30日(水)東京は曇り
昨日の東西奔放に関し、予想しなかったほど「あの魚は何ですか?」という質問を頂いた。

あれは秋刀魚(さんま)。新鮮な秋刀魚の刺身と握り寿司、最高のご馳走。筆者は他のどんな高級寿司ネタよりも秋刀魚が好きだ。


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8月29日(火)東京は曇り
もしも今夜の食事が最後の晩餐だとしたら、あなたは何を食べますか?

この魚の季節がやってきました。私は間違いなくこの魚を自分の最後の晩餐として選びます。地球上のすべての食材の中で、私はこの魚のこの料理が一番好きです。


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8月28日(月)東京は曇り
久米島から帰京、そして週末は弊社恒例の「夏のBBQ大会」を立川市の昭和記念公園で開催。このイベントは強制参加ではないのだが、ほとんど全員の社員及びその家族や友達などが参加してくれるのが嬉しい。社長業とは不思議なもので、参加を強制しないイベントに社員たちが参加してくれるとなんとなくホッとするものだ。そんな弊社のBBQ大会、なんと言っても社長が食いしん坊なので、普通のBBQで終わるわけがない。

まず、久米島からジャスト・イン・タイムで届いた28キロのマグロ。昭和記念公園でマグロの解体ショーをするのもたぶん弊社だけ。



マグロの解体が終わり、そのカマを蒸し焼きに。こういうアイデアはアウトドア大好きのS君の専売特許。ちょっと焦げているように見えるが、中はコラーゲンたっぷりで栄養満点!



S君がマグロのカマを焼いている間に筆者はフォアグラステーキを担当。30枚以上用意したフォアグラステーキはアッ言う間にみんなの胃袋の中へ!



その後も万世のハンバーグや和牛ステーキと続き、そしてマグロは持ち帰り用に小さなサクにしてお土産だ。今回のマグロは28キロとサイズもいいので、なかなか上質のトロもあり今後の熟成が楽しみ!



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8月27日(日)東京は曇り
久米島出発の朝、また漁業組合の競りを見学。久米島の競りについては7月26日の東西奔放でも紹介したのだが、前回は台風の影響で魚が少なかったのに比べ今回は比較的魚も豊富なので、船長の言葉を借りると「普段通りの値段」という予測だ。

競りが始まる10分前には値踏みが始まる。その横で海を見つめる漁師。



今の季節、久米島はイカの漁で有名だ。イカはキロあたり540円、久米島にしてはかなりの高値。サワラはキロ560円。



左の写真はたぶんカワハギの一種、キロ560円。右は本当に皮をはがされてしまったカワハギ、キロ470円。



ツバメウオに似た魚、キロ900円! これは破格とのこと。今日はこの一尾だけだったので高かったらしい。右はカツオ、キロ550円。



さて、我々の最大の関心事であるキハダマグロの値段、小さなキハダはキロ150円、大きなキハダはキロ850円。



今回この競りを見て感じたことは、いかに大きなマグロ(30キロ+)を釣るのが難しいかということだ。この写真でも分かるように、今回の競りに出されたマグロの中で一番大きかったのが12.4キロのキハダマグロ(右のマグロの写真に写っている下の数字がキロ数を表している)。それを考えると、過去二日間でS君が釣ったマグロをもしもこの競りに出していたとすれば、S君のマグロが最大級だったということだ。久米島の百戦錬磨の漁師たちが争って釣っているにもかかわらず、20キロを超えるマグロが一匹も出てこないという事実。これを考えると、マグロもでかくなればなるほど賢くなっていき、そんなに簡単には釣られないということだ。そしてなかなか釣れないからこそ筆者みたいな素人釣り人がムキになってしまうのである。それが釣りの魅力なのかもしれない。



最後の夜、船長夫妻に連れられて地元の三味線居酒屋へ。そこで弊社のY君、やっちゃいました・・・(ファイルサイズ1MB)

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8月26日(土)久米島は晴れ
釣り二日目(金曜日)、やはり2番パヤオがいいということで7時に出港。2番パヤオは比較的近いので移動が楽だ。2番パヤオに着いてみるとすでに漁を始めている漁船が数隻いた。この状態を久米島では「大船団」と呼ぶ。(笑) 昨日の亀の恩返しを期待しつつ釣りを始めたのだが筆者のリールは至って静か・・・ 亀さん、筆者のことを忘れてしまったのか? そんなことを考えていると突然またS君のリールが悲鳴を上げた! 今度は26キロ! S君、連日の大金星だ! 亀さん、恩返しする相手が違うって!

<グロテスクな画像が苦手な方はこれ以降の画像をお控え下さい>

釣れたマグロは船の上ですぐに処理をする。まだ暴れているマグロの腹を割り、そして内臓を一気に引き出す。ここで一気に処理をしてしまわないとマグロの体温が上がり身が焼けてしまうのだ。取り出した心臓は筆者の手の上で数分間「ドクン、ドクン」と脈を打っていた。なんでも食べてみたい筆者はすぐにその心臓を生で食べてみた。うーん、やっぱりショウガが必要かな? 意外と淡白。でも旨い。

その後はカツオが大群で押し寄せて、釣れども釣れどもカツオばかり! 3人でカツオ40匹以上。これらのカツオも売れほどの上物なのだが、マグロを狙っている我々にとっては外道。ちょうどランチ時におにぎりを食べていたときにカツオが釣れていたので、生きているカツオに包丁を入れて刺身にしてみた。うーん、はっきり言ってマズイ・・・ なぜかと考えたら、やはりちゃんと血抜きをしないからだ。やっぱり魚は処理の方法で味が全く変わるのだ、それを実感。魚の血は食べる前にちゃんと抜こう。

5時に終了、港に戻る。久米島の西空が輝いていた。

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8月25日(金)久米島は晴れ
釣り一日目(木曜日)、「今日は風がないな」という船長の一言でスタート、風がないと潮が動かないので釣果は期待できないという意味だ。そのとき、他の船長たちから「2番パヤオに鳥が集まってるよ」との情報が入り、早速我々も2番パヤオに向かう。一時間後に2番パヤオに到着、確かに海鳥はたくさん飛んでいるのだが、マグロはあまり釣れていないようだ。そこで暇つぶしに船の周りに集まってきたカワハギを網ですくって遊んでいたときのことだ、遠くから大きなゴミのようなものが流れてきて、それをよーく見るとそれは心無き漁師が捨てた定置網。そしてその網に小さな海ガメがからまってもがいているではないか! このままだと亀が死んでしまうということで、筆者がその網をすくいあげ、そして網を切って逃がしてあげた。(船長は「剥製に出来る」などと恐ろしいことを言っていたが・・・)

「逃がしてあげたんだから必ず亀の恩返しがあるに違いない」と信じて釣りを続けること3時間、いきなり弊社のS君の竿が悲鳴を上げた! 「おいおい、亀さん、お礼をいう相手が違うよ!」と思いつつもS君を応援、S君はみごと28キロのキハダマグロを釣り上げた。あとになってゆっくり考えてみたら、亀の網を切ってあげたのは確かに筆者だが、その様子を写真に撮っていたのはS君だ。だから亀には背後で網を切っていた筆者の顔は見えず、その代わりに目の前で写真を撮っていたS君の顔を見たに違いない。だから亀さんが勘違いしてお礼をする相手を間違えたのだ。そうに違いない。亀さん、明日こそはこちらにお礼してね〜!

久米島のひまわり畑


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8月24日(木)久米島は晴れ
またまたやってきました、久米島! 天気良し、波良し、風良し、すべて最高のコンディションで今回の釣りに挑む。猛暑を予想して来たのだがその予想は完全に外れた。優しい海風が久米島を包み込んでいた

シークゥワーサージュースを頼んだら、炭酸水とシークゥワーサーがでてきた。これで勝手にジュースを作れということらしい。こんなアバウトさが久米島の魅力だ。


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8月23日(水)今日から久米島! やった、台風なし!



筆者の知的キャパを使い切ってしまったのか、靖国参拝問題について書いたあとはなぜかグルメレポートになってしまったこの東西奔放・・・ 今日もまた食い物ネタだ。

「東京のインド料理」というと銀座のアショカが有名だが、アショカと並んで「老舗」と呼ばれているのが西麻布の「嶮暮帰」、これで「ケンボッケ」と読む。ここの料理のすごいところはそのすべての料理が「スパイシー」なのである。しかしこの場合の「スパイシー」という意味は、「辛い」という単純な意味ではなく、「入っているスパイスの味が一つ一つちゃんと主張しているにもかかわらず、全部が混ざってもそれらのスパイスがハーモニーを保っている」という意味だ。だからカレーを口に入れると、「これはクミンの味? あれ、今度はターメリックの味が出てきた」というように、味が独立しつつも非常に複雑な味わいに仕上がっている。

それに加えて、嶮暮帰のカレーは、スパイスの辛さと旨みの「伝達方法」が他のカレーとは違う。普通のカレーというのは、まず舌で辛さを感じ、その後その辛さが喉を通過し、そして腹が温かくなって「このカレー、辛いね」となる。しかし嶮暮帰のカレーは、まず一口食べると、「あれ、あんまり辛くないね」となる。しかしその後その辛さ(スパイス)がどこに届くかと言うと、それは目と頭皮だ。食べているうちにだんだんと目頭が熱くなってきて、そして頭皮から汗が噴出してくる。だから食べ終わる頃にはなんとなく頭をシャンプーしたくなるような感覚に陥る。そんな不思議なカレーだ。

タンドリチキンはべらぼうに旨い。筆者がインドで食べたタンドリチキンよりも間違いなく旨い! 嶮暮帰のスパイスの使い方を体験したければこれが一番分かりやすい料理だ。



定番のカレーはバターチキンカレー。そしてショウガの香りが香ばしいほうれん草とラムのカレー。



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8月22日(火)東京は曇り
以前にもこのコラムで議論したことがあるが、「養殖もの = 悪い」という考え方は間違っている。考えたみたら牛肉や鶏肉はすべて「養殖もの」なのだ。その証拠に、「いらっしゃい、いらっしゃい! うちの牛肉は天然、野生牛だよ!」と言って売っている肉屋は存在しない。しかしそうは言われても、やはり魚介類はなんとなく天然ものの方が安心な気がするし、実際天然もののほうが美味しい場合がダントツ多い。しかしその魚介類の中に、天然ものよりも養殖もののほうが美味しいという評価を受けている食材が一つだけある。それがウナギだ。ウナギは脂の乗り方が味を大きく左右するので、現代人の味覚に合うのは養殖ものだと言う人が多いからだ。

そんな中、断固として天然もののウナギを提供し続けているのが東麻布の「野田岩」、ご存知の通り、パリにも支店を持つウナギ界の老舗だ。現在のご主人は五代目。野田岩のウナギは本当に天然ものなので、箸袋にはこんな注意書きがある。

筆者も最近はどうも脂っぽいものが苦手になり、昔は脂ギンギンのハマチや大トロが大好きだったのだが、最近はあっさりとした食べ物を好むようになった。そんな人にはちょうどいい野田岩のあっさりうな丼、これは本当に美味しい。野田岩は、ウナギがあっさりしている分タレを意図的にちょっと甘めにしているのかな? それが最高に美味しいご飯と本当にマッチしている。野田岩には申し訳ないが、筆者が野田岩のうな丼を一番最初に食べたときのリアクションは、「ウナギが旨い!」ではなくて「ご飯(米)が美味しい!」だったほどだ。そんなに旨いご飯に天然もののウナギを乗せて食う、旨いわけだ!

とっ、ところで、8月7日の東西奔放で「世界一珍しい食べ物」として紹介した「フグの卵巣の糠漬」、食べてみた! これも超旨い! これを使えば究極のお茶漬けが出来ること間違いなし!

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8月21日(月)東京は晴れ
テレビのラーメン特集であまりにも美味しそうに紹介していたので早速池袋にある「麺屋 武蔵」へ。



注文したのは「冷やしつけ麺」。スープはどちらかというと魚介系スープ、麺は細ちぢれ麺。なぜ「スープはどちらかというと魚介系」という曖昧な表現をしたかというと、スープ自体の味よりもスープの上にふりかける粉末ダシの味が強くてスープが記憶に残らないからだ。ふりかけている粉末はちょっとアジアの風味。ナンプラーの味かな? ヒカリモノの魚(サバ、イワシ、カツオなど)のダシにナンプラーを足したような感じだ。「まずいか?」と聞かれるとまずくはないのだが、「旨いか?」と聞かれると旨くもない。 ← まあ、これはラーメンを食べたときの筆者の典型的なリアクション・・・ 旨いラーメンを探すのは本当に難しい。



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8月20日(日)
8月19日(土)
週末は休欄。


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8月18日(金)東京は曇りのち雨
会社の目の前に炭火ホルモン焼きの店が開店した。しかしその店があまりにも小奇麗なので、ホルモン焼きの店は汚いはずだという先入観からあまり期待していなかった。しかし一度は試してみようということで挑戦してみたら、なんと! 旨い!

前菜。この店の一番のお勧め品はレバー刺。これは本当に旨い! 超お勧め!



ユッケの生卵は良〜くまぶしてから食べましょう!



ハツ(心臓)、ハツは良く焼いて食べましょう。



大きな肉は「カイノミ」、牛の下腹肉。真ん中の写真は火事のようになってしまった上カルビ。



これで夏バテ知らずだ!

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8月17日(木)東京は曇り
<昨日からの続き・・・>

小泉首相は、これほどまでに公的参拝は違憲の可能性があると指摘されながらも、今回は特に公的色を強くして靖国神社を参拝した。内閣総理大臣という職業柄、小泉首相が公用車でSPを伴って移動するのはやむおえないだろう。ブッシュ大統領が教会の礼拝に参加する際も、私的な礼拝参加とは言え、公用車でホワイトハウスから教会まで移動し、教会は常にSPによって護衛されている。従って、「公用車で移動する = 公的参拝」とはすぐには結びつかない。問題は、なぜ「内閣総理大臣 小泉純一郎」と名乗る必要があるのかという点である。なぜならば、昨日も説明した通り、「公人なのか? それとも私人なのか?」という境界線が政教分離の合憲か違憲かの境界線にもなるからである。

さて、それでは「公人 vs. 私人」の境界線はどこにあるのか? その前に、「公人」とはなにか? Wikipediaによると、「公人」とは、「公権力の行使にかかわり、なおかつ社会的に大きな影響力のある人物のこと。但し、広義の意味で使う場合は公権力の行使への関与の有無は問われず、社会的な影響力のみで定義されることが多い。法律上の公務員(一般職・特別職の両方を含む)を指し、政治家・軍人・上級公務員・警察幹部等を指す。」とある。この定義を読む限り、小泉純一郎は間違いなく公人だが、それでは公人は、ある瞬間は公人になり、別の瞬間は私人になれるのだろうか? 例えば、24時間中、16時間は公人として過ごし、残りの8時間は私人になれるのだろうか? 確かに、内閣総理大臣という職業柄、小泉純一郎は24時間、365日公人であるという議論もある。しかしそうなってしまうと、内閣総理大臣には私人の一面が存在しないということになり、そうなると今度は「個人の宗教の自由 vs. 公人としての立場」という別の憲法問題が発生してしまう。そこで、ここの議論では、小泉純一郎にも公人と私人のスイッチを切り替える権利があるという前提で話を進めよう。

もしも小泉純一郎が一日の間に公人と私人のスイッチを切り替えることが出来るとすれば、それは少なくとも小泉純一郎が内閣総理大臣という仕事をしている時間中は公人であり、その職務から離れたときが私人に戻る瞬間ということが一番妥当な見方だろう。従って、昨日からの話も含めてまとめると、小泉純一郎が、自分の職業から離れ、自分の私的な時間に、自分の私的なお金で買った洋服を着て、自分の私的なお金から献花をし、自分の私的な想いで靖国神社を参拝することは、外交上の感情論は別として、少なくとも憲法上は許されてもいい行為だと思う。

その逆に、外交的には挑発的に見え、国内的には違憲に見えてしまう参拝時の「内閣総理大臣 小泉純一郎」という記帳は明らかに問題だ。

筆者は、自分が肩書きで呼ばれることを好まない。他社との会議で「照井社長」と呼ばれたら「照井さんでいいですよ」と必ず訂正するし、弊社の社員は筆者のことを「社長」と呼ばないどころか、「照井さん」でもなく「公基さん」と呼ぶ。レストランや車の手配の際に「ソニックの照井さん」と呼ばれたら、「ソニックの照井ではなくて私の名前は照井公基です」と訂正するほどだ。なぜかというと、「米国ソニック・ソルーションズ アジア・環太平洋地区担当上席副社長」や、「ソニック・ソルーションズ株式会社 代表取締役社長」というのは、社会が筆者の職業に対して一方的につけた便宜上の名称であり、筆者という人間を表しているのではなく、たまたまその地位にいる人間の職業を表しているだけだからである。だから、結婚式に招待された際でも「照井公基」とだけ記帳する。私的に招待された結婚式で「ソニック・ソルーションズ株式会社 代表取締役社長 照井公基」と記帳するバカがどこにいるというのか?

それと同じで、「内閣総理大臣」というポストは、小泉純一郎の職業を表している名称で、小泉純一郎の名刺に明記されている彼の「生活の糧」である。それ以上でもそれ以下でもない。名刺にたまたま「内閣総理大臣」と書いてあると何かそれ自体が偉大なことのような錯覚に陥るが、それは「○○株式会社 営業部長」と自分の名刺に書かれている人や、「○○病院 内科看護士」と名刺に書かれている人となんら変わりがない。だから、今回の参拝の場合は、「内閣総理大臣」という肩書きが本当に余計なのである。

結婚式よりももっとプライベートで個人的な問題であり、各々の宗教観を表す参拝や礼拝の場では、自分の職業を表す必要は全くないのである。肩書きというのは明日にでも取り上げられる可能性が常にあるわけで、自分が信じる神の前に一人の人間としてひざまずくときに、人間の社会が与えた職業に対する名称が何の意味を持つというのか? 小泉首相がいつも熱弁している通り、「これは個人の気持ちの問題です」というのを本当に思っているならば、なぜ「内閣総理大臣」という自分の職業の名称を明記する必要があるのか? なぜここまで意固地になって公的参拝とする必要があるのか。一人の人間として、世俗的なものをすべて背後に残し、自分が信じる靖国の神々の前に静かにひざまずき、そして戦争で亡くなった方々の霊に私人として敬意を表すればいいではないか。

なぜ「小泉純一郎」とだけ記帳しないのか?

肩書きが意味を持つのは人間の社会だけであり、神々は名刺を持っていない。そして神々も名刺を持っていない小泉純一郎に会いたかったに違いない。 

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8月16日(水)東京は雨
小泉首相が靖国神社を参拝した。そんな中、マスコミでは主に「A級戦犯が合祀されている」という点と「中国や韓国からの反発がある」という点に焦点をあわせて議論がなされている。しかし、実はこの問題はそんなに難しい問題ではなく、いろいろな議論のある中で本当の問題はどこにあるのかということをストレートに掘り下げていくと、最終的な争点は「小泉純一郎という人間は公人として参拝しているのか、それとも私人として参拝しているのか?」という一点だけにたどり着く。そこでそのロジックをここに整理してみよう。

1. 靖国神社は一宗教法人である。
2. 靖国神社は一宗教法人なので、その法律上の権利は日本カトリック教会や日本末日聖徒イエス・キリスト教会などの他の宗教と全く同じはずである。
3. 靖国神社は一宗教法人なので、何を「神」と祀ってもそれは勝手である。
4. すなわち、靖国神社がキリストを神としようと、アラーを神にしようと、照井公基を神としようと、A級戦犯を神としようと、それは全く自由なのである。

* ここまでの結論 * - 日本の憲法上、一宗教法人である靖国神社が、独自に、そして勝手にA級戦犯を神として祀ることは法律上全く問題がない行為である。

A. 小泉純一郎は一日本人である。
B. 小泉純一郎は一日本人なので、その法律上の権利は他の日本人に与えられている「宗教の自由」と全く同じはずである。
C. 小泉純一郎は一日本人なので、何を「神」と祀ろうとそれは勝手である。
D. すなわち、小泉純一郎がキリストを神としようと、アラーを神としようと、照井公基を神としようと、A級戦犯を神としようと、それは全く自由なのである。

** ここまでの結論 ** - 日本の憲法上、一日本人である小泉純一郎が、独自に、そして勝手にA級戦犯を神として参拝することは法律上全く問題がない行為である。

ここまでの議論で、「靖国神社がA級戦犯を神として祀る」という事実と、「小泉純一郎がA級戦犯を神として参拝する」という事実が法的には全く問題がないということは理解いただけるだろうか? その証拠に、例えば、「靖国がキリストを神とした」と聞いても法的には違和感がないと思うし、「小泉純一郎がプロテスタント教会に礼拝に行った」と聞いても違和感がないと思う。それと同じだ。

すると何が問題なのか? 日本国憲法第二十条(三)には「国及びその機関は、宗教教育その他いかなる宗教的活動もしてはならない。」とはっきりと書いてある。これが政教分離の概念である。すなわち、「公人である小泉純一郎が、国の活動の一環として靖国神社を参拝する」ことが問題なのである。逆な言い方をすると、それだけが問題なのである。

その証拠に、数点の例を挙げてみよう。

a. 政教分離の概念が日本よりもずっと最高裁で争われているアメリカでさえも、ブッシュ大統領が「私人」として毎週教会に行くことは許されている。
b. 小泉純一郎が「私人」として毎週カトリック教会に行くとすれば、それには誰も文句を言わないはずだ。
c. 小泉純一郎が「公人」として毎週カトリック教会に行くとすれば、それは法的には問題のはずだ。
d. 小泉純一郎が「私人」として「A級戦犯が祀られていない靖国神社」を参拝するとすれば、それには誰も文句を言わないはずだ。
e. 小泉純一郎が「公人」として「A級戦犯が祀られていない靖国神社」を参拝するとすれば、それは法的には問題のはずだ。
f. 小泉純一郎が「私人」として「A級戦犯が祀られている靖国神社」を参拝するとすれば、それには誰も文句を言わないはずだ。(上記議論参照)
g. 小泉純一郎が「公人」として「A級戦犯が祀られている靖国神社」を参拝するとすれば、それは法的には問題のはずだ。

これらの例でも分かるように、「法的には問題」となるのは、「何を礼拝しているか?」という点ではなく、「誰が礼拝しているか?」という点なのである。もっと簡単に言うと、私人であれば、石を祀ろうが、トイレを祀ろうが、コーヒーを祀ろうが、パソコンを祀ろうが、カブトムシを祀ろうが、A級戦犯を祀ろうが、とにかく勝手なのだ。その逆に、公人であると、キリストを祀ろうが、アラーを祀ろうが、仏を祀ろうが、天照大神を祀ろうが、とにかく全部ダメなのである。

すなわち、中国や韓国は感情的に「A級戦犯が祀られているからダメ!」というが、実は日本の憲法上はそうではなく、「A級戦犯が祀られていなかったとしても、内閣総理大臣が公人として参拝するのはダメ!」なのである。

<長くなってきたのでこの問題、明日に続く・・・>

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8月15日(終戦記念日)東京は小雨
あんまり肩が凝ったので会社の近くにある「てもみん」へ。20分コースで肩を揉んでもらったら随分楽になった。そしてふと隣にいた人をみたら、なんとその子は小学生だった(たぶん4年生くらい)。うーん、日本のストレス社会はとうとうここまできたか、小学生がマッサージを受ける時代になったとは・・・

その後、外を歩いていたらこんな看板がある店で小さな柴犬が気持ち良さそうにマッサージを受けていた。「ワンちゃんリフレ」とは犬のマッサージのこと。



小学4年生がマッサージを受ける国、ワンちゃんが人間さまからマッサージを受ける国、その国の名は「ニッポン」、なんかおかしい、とってもおかしい。今日で戦後61年、ニッポンよ、どこへいく?

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8月14日(月)東京は晴れ
ロンドンではテロ未遂事件の余韻が残っておりヒースロー空港はかなり混乱していたようだが、フランクフルト空港は全く影響なく、JAL408便は定刻に成田に向けて離陸した。このコラムを読んでくださっている方はご存知の通り、先月はANAのビジネスクラスでSFO⇔NRTを飛び(7月6日と27日の東西奔放)、そして二日前はルフトハンザのビジネスクラスでSFO→FRAを飛んだので、筆者は4フライトぶりに普段いつも使っているJALのファーストクラスに戻ってきた。最近になり「アンチJAL」で知られる朝日系列の新聞やテレビ番組ではJALに関してのマイナスな報道が多いが、他のエアラインを飛ぶたびに筆者はJALは本当にいい航空会社だと思う。「照井さんはJAL贔屓ですよー」と言われるかもしれないが、ANAは別として、少なくとも欧州系のエアラインでJALのサービスに勝てるところは一つもないと思う。

先日のルフトハンザでのフライトでもそれを強く感じたのだが、欧州系のエアラインのクルーはとにかく私語が多い。フライトの最初から最後まで自分たちの個人的な会話をペチャクチャペチャクチャ・・・ それに加えて、欧州系のエアラインのクルーは基本的にはフライト中に自分たちではトイレを清掃しないので、とにかくトイレが汚い。しかし筆者はJALのクルーがトイレの床に膝をついてトイレ掃除をしている姿を何度も見たことがある。ルフトハンザで差し出されたお手拭は絞ったら水がボタボタとしたたったほどビショビショだったし、それ以外にも列記し始めたらきりがないほどJALのサービスが勝っている細かい点はたくさんある。(機内でこのコラムを書いている間に一度トイレに立った。トイレから席に戻ってきたら、筆者が使っていた毛布が綺麗にたたみ直されてシートの上に置かれていた。こういう小さな日本人的な心遣い・・・)

確かにマスコミはJALの機内サービスについての議論をしているのではなく、JALの経営体制や財務状況の議論をしているのかもしれないが、少なくとも現場で働いているJALの従業員には「Good job!」と声をかけてあげたい。

前菜はキャビア、仔牛肉のロースト冷製ハーブソース添え。



スープはトマトクリームスープ、そしてメインは牛フィレステーキの香草風味焼きポートワインソース。


  
先日、北米大陸は大きいと書いたが、ロシアも本当に広いなー。こらっ、こんなに広いなら早く北方領土返せ!(`´)

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8月13日(日)
8月12日(土)
週末は休欄。


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8月11日(金)フランクフルトは曇り
ロンドンでテロ騒ぎが起きているが、フランクフルトは全く影響がないのでご心配なく。

同じヨーロッパでも、パリのように雑然とした都市とは違い、フランクフルトは非常に清潔で近代的な都市だ。まず最初に何に驚くかと言うと、道を走っている車を見ていて、メルセデスベンツとBMWの割合が非常に多いということだ。タクシー乗り場に並んでいるタクシーもほとんどがメルセデスベンツのEクラス・・・ しかしその反面、近代的な都市であるからこそすべてが無機質に見えてしまう。ここでは地下鉄のベンチも冷たく見える。フランクフルトにはパリのような温かみはない。

しかしそんな冷たいフランクフルトでも、結構笑える風景を見ることができる。それは、地下鉄に乗ったり街中を歩いていると、本当に多くの大人がホットドックを片手に持ってそれを食べながら歩いているという風景だ。ドイツ人にとってのホットドックは日本人のおにぎりなのかな? 

フランクフルトのフランクフルト屋さん

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8月10日(木)フランクフルトは曇り
午後2時SFO発のルフトハンザ便でフランクフルトへ。



この便にはファーストクラスがないので今日はビジネスクラス。ほぼ満席だ。

普段SFOから日本に出発するときは「28L」の滑走路を使うことが多いのだが、今日は「28R」からの離陸。考えてみれば当たり前だ。普段は北西に進路をとるのだが、今日は完全にその逆で北東に向かって飛ぶ。そして延々と続く北米大陸の上を6時間以上もひたすら飛ぶ。こう見ると北米大陸は本当に大きい。全く何もない土地が何時間も続くのである。一州くらい日本に売ってくれればいいのに・・・ 途中から国境を越えてカナダに入る。カナダはウィニペッグ上空を抜ける。そしてハドソン湾上空で日没、この日没で北米の一日が終わるのかと思うとなんとなく感慨深い。ハドソン湾近辺まで来ると異常なほどに河と湖の数が一気に増える。確かカナダは国民7人につき一個の湖があるとか・・・ その後大西洋へ。そのままグリーンランド、そしてスコットランドの上空を抜けて目的地であるフランクフルトへと飛ぶ。

11時間後、ここはルフトハンザ王国だ!


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8月9日(水)サンノゼは晴れ
現在SFO→FRA飛行中。あっ! そうそう、二日前に紹介した小泉先生の「世界一珍しい食べ物」とは、石川県のフグの卵巣の粕漬け!

さて、ここからの話だが、大阪弁を「母国語」として話す方々、どうか怒らないで読んでいただきたい・・・ 筆者には長年疑問に思っていることがある。是非その疑問の答えを誰かに教えていただきたいのである。これはひやかしでも偏見でも悪口でもない、本当に素朴な疑問なのである・・・ 最近巷では亀田親子が物議をかもしているが、亀田親子の言葉遣いを聞いていて不思議に思うのだが、大阪弁には丁寧語や敬語というものが存在しないのだろうか? もっと単刀直入に書くと、大阪弁を話しながら丁寧語や敬語を使うことは言語学的観点から見て可能なのか? それとも、普段は大阪弁を話している人でも、丁寧語や敬語を使おうと思った瞬間に標準語に切り替えないといけないのだろうか? そもそもピュアな「大阪弁の丁寧語や敬語」というものは存在するのか? それが筆者の疑問である。

例えば、亀田親子の言葉を聞いていると、「○○やんか〜」という言葉が非常に多い。この「○○やんか〜」という意味は「○○です」、または「○○ですよね?」という意味だと思うのだが、これを大阪弁で丁寧に言うとどうなるのだろうか? 素朴な疑問・・・ 


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8月8日(火)サンノゼは快晴
このコラムでも以前紹介したことがあるが、筆者の自宅から約200キロの場所にアメリカでも有名な「Harris Ranch(ハリスランチ)」という大牧場がある。ここでは常時5万頭の牛が飼育されているらしいのだが、その牧場には大きなリゾート(ホテル+レストラン)と自家用飛行機の空港が隣接しており、そのレストランのメインディッシュは当然のことながらステーキだ。それに加えて、レストランと同じ建物の中には牛肉販売コーナーもあり、「これこそ産地直送!」という牛肉を買うことが出来る。「アメリカの牛肉はまずい」という人も多いが、この牧場の高級肉はかなり高品質である。ちなみにこのハリスランチの牛肉は、日本の農林水産省のBSE問題に関する調査が行われた加工工場の一つでもある。その牧場の肉を今晩の夕食にしようと思い愛機「N65504」で一路ハリスランチへ! 「肉なんてスーパーで買えばいいじゃないか」と言われてしまうと元もこうもないのだが、最近釣りに忙しくて飛行時間が少なくなってきているので無理に飛ぶことにした。(笑)

サンノゼの空港を離陸して200キロの旅、筆者の飛行機はだいたい時速240キロで巡航するのでたった50分ほどのフライトだ。でも実は筆者はちょっとだけこの空港が苦手・・・ なぜかというと、この空港の滑走路はカリフォルニアで二番目に細いので、横風が吹くと結構着陸しにくいのである。本日の横風は左側から8ノット。うーん、あまり綺麗な着陸ではなかったが無事に着陸できたので良しとしよう・・・ 

空港のセキュリティーなどは何もない。勝手に自分で飛行機を駐機し、レストランまで歩いて行く。その間にあるのは鍵がかかっていないゲート一つのみ。そのゲートを通るとそこにはまるでゴルフ場のクラブハウスみたいなレストランがある。アメリカに数え切れないくらいあるこのような小さな自家用飛行機の空港にはテロ問題に関するセキュリティーなどは無関係だ。

さて、これが肝心のハリスランチの牛肉販売コーナー。今日はフィレを2枚、ニューヨークステーキを2枚、そしてリブアイを2枚買った。帰りに牧場の上を飛んで写真をパチリ(写真に見える黒い点々は全部牛・・・)。


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8月7日(月)サンノゼは晴れ
週末はまたサンフランシスコへ。なぜかというと、東京農業大学教授の小泉武夫先生の講演を聞くためだ。先生の話は面白いだけではなく、先生の人柄が本当ににじみ出てくるような温かい話ばかりだった。小泉先生は人に教えること、感動を共感すること、そして食べることが大好きなのだろう。立ったまま休みもなく3時間話し続けた。

「小泉流5大食材」は?
1. ご飯(米)
2. 海草
3. 根菜
4. 豆
5. 魚

これらを食べているのが健康への近道とのこと!

そしてあれほど世界中の珍しくそして面白い食べ物を食べている小泉先生が選ぶ「世界一珍しい食べ物」とは? その食べ物とは日本発の以下の写真のもの・・・ さて、なんでしょう? 

(注) これは食べれるようになるまで3年間の発酵が必要とのこと。決して生で食べてはいけません。



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8月6日(日)
8月5日(土)
週末は休欄。


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8月4日(金)サンノゼは快晴
本日ネタ切れ。


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8月3日(木)サンノゼは快晴
昨日申請したパスポートを受け取るために再度サンフランシスコのダウンタウンへ行かなければいけない。その前に腹ごしらえをしておこうと思って中華料理のファーストフード店へ。チャーハンとおかず二点がついて約6ドル(690円)。しかしそれにしてもアメリカの食事は量が多い。左が食べる前の写真。右が食べ終わった時点での写真。「全然減ってないじゃん!」と言われそうだが、これでも結構頑張って食べたつもりなのである。とても一人で食べきれる量ではない。日本だったら女性三人で食べてもいいくらいの量だ。残りは捨てるだけ、もったいないなー。

 


サンフランシスコに着いてパスポートを無事に受け取ることができた。帰りにサンフランシスコのダウンタウンの写真をパチリ。風が冷たくて寒かった〜! 



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8月2日(水)サンノゼは快晴
朝7時に起床(と言っても、亀田興毅の試合をライブで観ていたので就寝したのは実は朝6時・・・)。一路サンフランシスコのダウンタウンへ。



何をしに行ったかというと、筆者のアメリカのパスポートの有効期限が来月で切れるので、そのパスポートの更新のために「U.S., Government Passport Agency(連邦政府パスポート局?)」に行ったのである。ここでアメリカのパスポート申請についておさらい・・・

1. 「普通の人」 − 普通のアメリカ人は郵便でパスポートを更新する。現在のパスポート、パスポート更新書、写真二枚、そして「更新料($67)」。これらをパスポート局に郵送すると約6週間で新しいパスポートが送られてくる(はず・・・)。でもちょっと不安。

2. 「ちょっと急いでいる人」 − ちょっと急いでいる人は上記のものに加えてさらに「緊急料($60)」なるものを払う。そしてFedExやUPSを使って送ると約2週間で新しいパスポートが送られてくる。FedExなどを使うと配達情報をモニターできるので安心!

3. 「かなり焦っている人」 − 出発予定が一週間以内に迫っている人は、上記に加えてパスポート局に駆け込む! しかしこれが意外と面倒。電話でアポを取り、時間通りに到着し(15分以上の遅刻をするとアポは自動キャンセル)、金属探知機を通り、自分のアポ番号を伝え、待ち番号をもらい、そして椅子に座ってひたすら自分の番を待つ・・・ そして筆者はいつも出張しているのでいやおうでもこの「かなり焦っている人」のグループに入ってしまう。だから今日アポを取ってサンフランシスコに行ってきたというわけだ。

さて、筆者の番号が呼ばれて窓口へ。そしてすべての書類の提出が終わり、「ところでパスポートはいつ出来るの?」と聞いたら、当たり前のように「明日だよ」との答え。おおおぉぉぉっ! 早いっ! やるじゃん! パスポート局、ちょっとだけ見直したぜ!
 

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8月1日(火)サンノゼは快晴
げっげっ! 朝起きたら11時。完全に寝坊。午後から会議なので慌てて自宅を飛び出す。とにかく何か食べなきゃいけないと思い回転寿司へ。最初に出てきたものが面白かったので取ってみたら、これはマッシュルームにマグロのミンチを乗せて、その上にソースを乗せて焼いたもの。うーん、かなり微妙。これって創作寿司というか、「創作つまみ」?



無事に会議を終えて、車のエンジンオイルをしばらく交換していなかったことに気がついたので「オイル交換屋」へ。そう、アメリカには「オイル交換屋」があるのである。その名も「Oil Changer」!(そのまんまやんか!)



ここに車を入れて20分くらい待っているとオイル交換が完了するというシステムだ。筆者の車は外車(ドイツ車)なのでオイル交換もちょっと高め、毎回95ドル(1万1000円)ほどかかる。でも20分でオイル交換が終了し、そしてオイルの廃棄も任せて安全なので便利だ。しかしこのパソコン、「おいるこうかん」と入力して「老いる高官」と変換するのやめてくれないかなー。

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